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編集長のひとりごと028
岡山の建築家展2003

 8月22日の金曜日の夕方、岡山市で翌23日から開催される「岡山の建築家展2003」のオープニングに招かれて出席してきました。
 「岡山の建築家展2003」はなかなか面白い企画なので一寸ご紹介します。主旨は建築設計という職能を広く一般の人々に知ってもらおうというもので、昨年はパネル展だったのですが、今年はデベロッパーである株式会社山陽アール・イー・シーが分譲する団地内の敷地19区画に、一区画につき3名の建築家がプランニングを行い、プレゼンテーションしようという企画で、27グループの建築家が参加しています。竣工した住宅のパネル展ではなく、現実にそのプランで建てられるという積極的な係わり方が、これからの一つの方向性を示唆するものではないかと思いました。建築家に頼みたいがどこに頼んでいいか分からないという悩みに対し、私ならこんなことができるという提案を実際に購入可能な土地を対象にやったというわけです。
 しかも、今回はキャンペーン中に限り、通常工事費の10%である設計監理料はデベロッパーの山陽アール・イー・シーが負担するというおまけつき。まさにユーザーにとっては 、「土地を買うともれなく建築家がついてくる」といえます。基本的にはローコスト住宅(坪単価40万円)ですが、今日のオープニングイベントの間にはみてしまえるようなものではなく、参加の建築家の意気込みを感じました。建築家展を一歩前進させたものとして注目のイベントです。
 誰のどのプランが実現するのか楽しみです。

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