plan ◎ 10
都市型普遍住宅
設計／平賀久生
変化する家族のライフスタイルや周辺環境に対し、同時に家も変化させるのではなく、プロトタイプとしてどのような変化にも対応し得る住宅として計画されている。
都市型住宅に限らず、住宅設計の基本といえる周囲の視線に対する配慮、豊富な採光・通風の確保に重点を置いた。家のほぼ中心に配された階段により1階から屋上までの各階を連続させ、立体的な回遊性を持たせている。建築を南側に配置し、北側前面道路から十分な距離をとることにより、1階各個室に落ち着きを与え、2階の居間では北側テラスからの採光を可能にし、南・東面は高窓と地窓からの採光とすることでプライバシーが確保されている。 また、屋上庭園はガーデニングを始め、多目的に活用できるスペースである。
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構造／鉄骨造
規模／地上3階建＋塔屋1階建
建築面積／43.59平米
延べ面積／113.35平米
外部仕上
屋根／デッキコンクリート・外断熱防水の上、軽量コンクリート押さえ防塵仕上
外壁／モルタルコテ押さえの上弾性塗料仕上げ
内部仕上
床／厚板フローリング直貼り、ワックス仕上
壁／シナ無臭合板、オイルふき取り
天井／厚板フローリング見上げ、オイルふき取り